評価 8.5点 /10点

MARVEL作品は、ヒーローものなので基本的に男子が好きで見るものとばかり思っていたのですが、実際は違うんです。会社の映画好きの女子何人かにアベンジャーズって知ってる?と聞くと案外”しってますよー昨日みました”、”キャプテンアメリカ強いですよね”など予想外の返答にビックリしました。意外に女子もみてるんだなと認識できました(笑)。今作は前からみたかった作品で毎回一人で見るのも寂しいので、ヒーローものが嫌いな嫁を誘って観たのですが、最後に一言”おもしろいやん”と言ってくれたので。心の中でガッツポーズしたのをまだ覚えています。
(๑•̀ㅂ•́)و✧ヨッシャ

★見所★
・主人公の設定が斬新。
窃盗の前科持ちで服役中に奥さんと離婚し、出所してからもまともな仕事にあり付けず、再び犯罪に手を染めてしまう40代無職の男という、非の打ちどころのないダメ人間。ヒーロー映画の主人公はだいたいキャプテン・アメリカやマイテ・ソーなど、基本的に最初から何か凄い能力を持っているのが定番ですがアントマンは何も無いんです。スーツの機能で強くなるだけ。そう考えるとアメコミ映画のヒーローとしては極めて異色ですが、逆にそのダメさ加減が”人間らしさ”を漂わせ、共感を得ることができます。

・話のテンポがいい。
本作はたったの117分!2時間を切るコンパクトな尺数の中に、アクション、親子愛、ヒーローのかっこ良さ等がぎっちり詰め込まれ、濃厚かつスピーディな展開になっているのだからたまりません。途中で停滞することなく次から次へとドラマが進むので、最後まで飽きずに楽しめます。アントマンは基本的にコメディの要素が強く、説明シーンやドラマをじっくり描いて話の流れを停滞させるよりも、勢いとテンポ”の方を優先させているので、深い人間ドラマを期待する人にはオススメできませんが、軽いタッチのアクションコメディが好きな人には最適です。

・マーベル・ネタ満載。
今回の物語は、【アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン】の続きであると同時に、そのまま次回作の【キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー】へ繋がる”前日譚”的な内容になってます。なので主人公が、”そういう仕事ならアベンジャーズに頼んだ方がいいんじゃない?”と言ったり、作品中にでてくる博士が”どうせ奴らはまた空から街を落とすに決まってる!”と言ったりと、アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロンのエピソードが満載。また、”壁に貼り付く男”というワードが出てくるんですけど、これは恐らくシビル・ウォーに登場予定のスパイダーマンのことではないかと。

ファンがニヤニヤする仕掛けが盛りだくさん。こういう”マーベル・ネタ”は前の作品を観ていると余計に面白いです。観ていなくても(一緒にみた嫁はアベンジャーズも知りません)十分に面白いのでオススメです。

《あらすじ》
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。

《予告編》

https://youtu.be/DWc-8YryLfg